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民泊はタイヘン(その1)

2016. 08. 26

最近、世間で話題のAir bnbに代表される民泊は、この夏を盛り上げたリオオリンピックでも、Air bnbが大活躍して、かなりの数の旅行客の宿泊の受け皿になったと言われています。ところが、この民泊、日本で合法に行うのは、かなり大変になってきました。

今年の前半までは、民泊の適法性はグレーゾーンで、宿泊需要に対応するためにお国も目をつぶっていると、楽天的に考える人が多かったのですが、「民泊条例」による「民泊特区」、「民泊新法」に向けての規制改革の閣議決定(施行は来年予定)、などなど、制度が固まってきたので、もぐりの民泊は全て違法と判断されることになりました。この方向を受けて、ついに東京都でも許可を得ずに民泊を運営していた業者が摘発されました。浅草近くで「民泊」 無許可営業 容疑の業者を書類送検 警視庁

合法に民泊を行うには、「民泊特区」もしくは「旅館業法」で許可を取得するしかありません。来年に向けて、民泊新法の施行、それに合わせて旅館業法の改正なども、検討されているので、リーズナブルに法律が整備されることを期待したいですね。